芳之助の俳句日誌
孫 3歳 母 みつ 家  族 明るい社会へ 趣味・風景
震災忌 幼児の頃を 空覚え

台風くる 初日に吊られる 北の湖

太鼓の音 御輿が通った 江戸街道
(谷保天神の祭礼)

茜空 富士うきたたせ 秋暮るる

秋の夜 妻と二人の 旅に出る

奥入瀬の 紅葉岩より 落つる滝
     (渓谷を約二時間歩く)

西日まぶし 金糸銀糸の 錦浦
(十和田湖を船で一周)

オリオン座 薄れ十和田湖 秋明ける

     (朝五時妻を起して乙女像、十和田神社まで歩く)
白菜を ベランダに干し 年の暮

夕映えて 富士紫に 衣替え

それらしき七草粥であたたまり

綱二人 消えても
初場所 役強し
(若乃花引退 北の湖休場 千代全勝三大関一敗のまま
 それに関脇二人も強し

春場所楽十一勝以上の揃いぶみ
 (千代全勝優勝、隆 朝 天祐十二勝 琴 出羽十一勝)

菜の花と グラジオラスや 春の色

今朝もまた 鶯啼いて 目を覚し